医者に言われる「適度な運動」についてまとめました

  1. 医者に言われる「適度な運動」ってどの程度?
医者に言われる「適度な運動」ってどの程度?

食生活の改善と適度な運動の勧め

尿酸値が高いと、医者にまず勧められるのは食生活の改善と適度な運動です。特に肥満気味の人はほかの病気との合併症の危険からも厳しく言われますね!

食生活の改善と適度な運動の勧め

この「適度な運動」っていうのがクセ者でして、何がどう適度なのかシロウトにはまったくわかりません。しかも肥満だったり尿酸値が高かったりっていう人は普段まったく運動をしていない人も多いでしょうから、医者に言われてあわててスポーツセンターに通い始め、ベンチプレスなんかやってしまったら、実は逆効果なんです。

僕たちに求められているのは、体内に酸素を取り入れながらゆっくり時間をかけて効率よくエネルギーを消費すること、つまり有酸素運動です。有酸素運動、と言われてもよくわからない・・・という人は、とにかくまずは生活の動線上で楽しようとするのをやめてみましょう!たとえば、階段とエスカレーターがあったら自ら階段を選ぶ、駅から家が遠いからってタクシーに乗ったりしない、さらには一駅手前で降りて歩いてみるなど、生活の一部に取り入れられるところから始めてみましょう!

痛風患者には激しいスポーツをする人が多いって本当?

さきほど、ベンチプレスなんか逆効果だ、と言いましたが、激しい運動は痛風患者または予備軍にとっては恐ろしい敵なんです。実際に、痛風に悩むスポーツ選手は少なくありません。

激しい運動は、体内に十分な酸素が届いていない状態で身体を動かしているので、効率よくエネルギーを消費できません。これが無酸素運動ですね。この無酸素運動をしていると、筋肉を筆頭に各種臓器器官の新陳代謝が活発になって、通常より速いスピードでプリン体が作られるんです。そのため尿酸値が一時的に過剰状態になります。ここで過剰になった尿酸を排出できれば問題ないんですが、激しい運動をすると大量に汗をかくために、腎臓から尿酸が排出されにくくなってしまうんです。

さらに普段運動をしない人が急に激しい運動をすると、尿酸値が2倍近くにまで跳ね上がった例もあるそうです。

つまり、僕たちにとって激しい運動は逆効果、必要ありません!
むしろやってしまわないように注意しましょう。
フトシ

運動を長く続けるための秘訣

そもそも肥満解消のため、あるいは尿酸値を下げるためには、激しい軽いはさておき、たまに運動をしててもダメなんです。必要なのは続けること。効果が出て来るのは毎日のように続けて2〜3ヶ月後です。

運動を長く続けるための秘訣

大事なのは、①生活に無理なく取り入れられる、②自分の状態に合わせて強度を調節できる、③過度の苦痛を感じず楽しく続けられる、④天候に左右されず1人でどこでもできる、⑤特定の設備や器具が必要ない、⑥経済的負担が少ない、⑦決まった日時に行うことができる、以上7点です。

野球やバスケ、サッカーなどの団体競技は、楽しいかもしれませんがこの場合はNGです。ベンチプレスやウエイトトレーニングはもってのほか、エアロビクスも注意した方がいいでしょう。どうしても水泳がいいって人は、ガンガン泳ぐのはやめて、プールの中で歩きましょう。

いちばんオススメなのはウォーキング。楽しくないと思うかもしれませんが、音楽とか落語とかラジオなんかを聞きながらやると結構地味に楽しいです。

フトシ 習慣になってくるとその時間が楽しみになってきますので
是非お試しあれ。
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