40代後半~50歳までの尿酸値対策についてまとめています

  1. 40代後半~50歳まで
40代後半~50歳まで

40代に大幅に増える肥満率

厚生労働省の調査によると、男性は40代で最も肥満が多くなり、女性は40代で肥満が激増、30代の頃の倍近くになります。男女共に、日本の40代はもう肥満天国です。たしかに僕も40代になって、気づけば大学時代と比べると13kgも増えてました。

40代に大幅に増える肥満率

食べるものがたくさんあるのは昔に比べるととってもいいことですが、肥満は万病のもと、結局僕たちの寿命を縮めてしまいます。肥満になるとあらゆる生活習慣病がその先に待ち構えていて、ただ太って階段を登るのに息が上がるなあ、などと言っているだけではすまされません。

日本人の死因の第2位が脳卒中、第3位が心臓病ですが、これらはいずれも動脈硬化や高血圧、脂質異常症などが危険因子となって引き起こされる病気です。この危険因子を作り出すのが僕たちのルール無用の乱れた食生活、運動不足による肥満なのです。

肥満と痛風の関係

「尿酸値が高いと掛かる病気とその原因」でも少し触れましたが、肥満が原因となって引き起こされる恐ろしい病気はすべて、高尿酸血症と関わりがあります。

肥満と痛風

もとを正せば肥満と痛風には深い関わりがあって、肥満の人はだいたい尿酸値も高いんです。これはたまたまそうなワケではなく、肥満になると尿酸の排泄機能が低下してしまうためです。肥満の人ががんばってダイエットをして体重を減らすと、たちまち尿酸値も下がることからも、明らかに肥満と尿酸値は連動しているってことですね。

さらに言うと、肥満の原因にはまず食生活の乱れと運動不足がありますね。毎日毎日マクドナルドやコンビニの菓子パンやお弁当、そしてビールの飲み過ぎなんかをくり返しているとあっという間に肥満になります。特に代謝が悪くなる40代ではなおさら、そしてこの乱れた食生活の背後には日常生活のストレスがある。あれ?この話どこかで聞いたことがありませんか。そうです。肥満の原因と痛風の原因はほぼ同じなんです。

自分の肥満度を知ろう!

さて肥満と痛風は切っても切れない仲だということがおわかりいただけたと思います。痛風予備軍は検査をしないとなかなかあぶりだされませんが、肥満は自分でチェックできます。とは言え、まさか自分が肥満になっているとは思わず、結局検査で発覚するまで放置しがちというのもまた事実。ではここで正しい肥満度チェックについて見てみましょう!

まずは体脂肪率です。今の体重計には体脂肪計がついているものがほとんどですが、体脂肪を正確に計測するのは実は結構難しいんです。その時の体調や測り方によって数値が変動しやすいので、正確に計測するためには継続が重要。毎日同じ計器で、同じ時間・健康状態のときに、正しい姿勢で測ったものを記録していきましょう。

そしてBMI値と呼ばれる肥満度を表す数値、これは「体重(kg) ÷ 身長(m) ÷ 身長(m) = BMI」でわかります。世界保健機関(WHO)は、このBMI値が25以上だと肥満としています。

見た目には太っていない隠れ肥満もこれで発見できますね。

大病から身を守るには、まずは自分の状態をしっかりと把握し、
早めに対処することです。
フトシ
恵葉プレミアムで尿酸値が正常になった男の物語

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