痛風の前兆となりやすいタイプについてまとめました

  1. 痛風の前兆となりやすいタイプとは?
痛風の前兆となりやすいタイプとは?

痛風になりやすい性格の人がいる?

尿酸値が高いと痛風予備軍と言われますが、実は尿酸値が高くなる原因の1つにその人の「性格」があるんですよ。ひと言でいうと「ストレスを溜めやすい人」。ストレスが溜まると自律神経の交感神経が強く働くようになり、それによって体内の代謝が活発になって尿酸の量が増えてしまいます。

何事にも意欲を持って臨む
責任感が強く真面目である
行動力、指導力がある
自己主張が強く、周囲に対して攻撃的

といった特徴を持った人がストレスを溜めやすい傾向にあるみたいですね。この特徴、まさに社会に望まれる人物じゃん!と思いますがいかがですか。最後の攻撃的はさておき、履歴書の「長所」に意気込んで書いてしまいそうな文言ばかりですよ。社会にとって良い人物になろうとするあまりに自分の身体を傷つけてしまったんじゃ元も子もありません。適度に気を抜きましょう。かくいう僕も結構真面目で責任感も強く、行動力もあるし、意欲にも溢れていたので、痛風になっちゃったのかな?とも思います。

とまぁ冗談はさておき・・・
しかしやはり、自分の身は自分が一番大事にしてあげたいもんです。
フトシ

痛風を引き起こす生活習慣

さて性格のほかに痛風を引き起こすもの、最大の原因は生活習慣です。

まずは食生活。高度経済成長期以降の日本人の食生活は欧米化が進んで、高タンパク・高脂肪のものが一気に増えました。ハンバーガーやステーキなど、主に肉類。これによって日本でも肥満が増えました。BMIという肥満指数が25以上の人のうち70%が高尿酸血症というデータもあります。

痛風を引き起こす生活習慣

次にアルコール。アルコールは尿酸のもとになるプリン体を増やしておきながら、尿酸の排出量を下げるという、尿酸値という視点のみで見ると最悪の飲み物です。中でもビールはプリン体がたくさん含まれているので要注意ですね。でもうまいんです。痛風を患っている人にはビール好きが多いそうです。

そして激しい運動。尿酸値を下げるには運動がいい、という話もありますが、あまりに激しい運動をすると尿酸値は逆に上がってしまいます。エネルギーの消耗で尿酸が増えるにもかかわらず、腎臓への血流量が減って尿酸の排出量が低下する、というのが原因です。さらに汗をかくと体内の水分量が減って血液が濃縮され、これはまた尿酸値を上げてしまいます。

こんな前兆を見逃さない!痛風を未然に防ぐには

こんな前兆を見逃さない!痛風を未然に防ぐには

原因がいろいろとわかってきたところで、自分がなりやすいなと思った方は対策を練っていただくとして、それでも痛風になってしまった場合は、せめて発作による激痛を回避しましょう。もちろん、痛風になってしまったら食事やサプリなどで尿酸値を下げる工夫をしなければなりませんが、とにかくその間激痛だけは避けたい!と少なくとも一度でもあの激痛を体験した人は全員思うはずです。

痛風の発作には前兆があります。僕が感じたあの「あれ?足の指がピリピリするな」というちっちゃな違和感のほか、足の親指がムズムズする、ズキズキする、しびれる、ほてる、こわばる、など個人差によって出る症状は様々ですが、たいていは何らかの前兆があります。これを見逃さず、来た!と思ったらすぐコルヒチンです。

コルヒチンは、医者から痛風発症のリスクを指摘されていたり、すでに痛風と診断されたりしている場合に医者で処方される予防薬です。発作が起こってからでは遅いので、激痛が来るまえの前兆を見逃さないように。こうして発作を上手に抑えて日常生活を送りながら、尿酸値を下げるための努力をするのが幸せへのいちばんの近道かと僕は思います。

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